2011/07/27

7月26日ヒグマ情報

〇N地点付近の遊歩道脇に子グマの足跡。不明瞭でサイズは不明。降雨後のものと推測。
〇ツアー中止概要
12:30ごろ、12:10発のツアーがN地点付近のループ外側で
1頭子連れの親子ヒグマと遭遇し、ツアー中止となった。
遭遇距離は30m~40mで、最初は音でヒグマの存在に気付いた。
親はミズバショウを摂食しており、子は人に気付き木に登った。
遭遇班はそのまま後退し、ツアー中止を宣言。
前方にいた2班は前進して退出。出口付近での再遭遇を避けるため、
両班とも高架木道より退出した。

2011/07/25

7/25のヒグマ情報

・地点N~M地点中間辺りループ外側において、ミズバショウの食痕1株

2011/07/23

7/23ヒグマ情報(ツアー中止)

【ツアー中止】
11:25に、10:40発のツアーがL~M地点付近で単独ヒグマに遭遇し、ツアー中止となった。
ヒグマは単独で、メス成獣よりやや大きい印象。L地点付近の遊歩道近くで地面を物色している姿を、五湖展望地入口手前より、距離80mほどで目視。その後、ヒグマは五湖方向の林内へ見えなくなる。

12:20すべての班が地上遊歩道より退出。

2時間後13:30発のガイドツアーより条件付き再開となり、その後のヒグマ遭遇はなし。

【新規痕跡情報】
・地点G付近のループ内側においてミズバショウの食痕1株。
・地点K、ループ内側のタモギ消失。

2011/07/22

7/22ヒグマ情報(ツアー中止2回)

【ヒグマ遭遇①】
8:30発のツアーが、10:25に地点H付近でヒグマ遭遇。
ヒグマは単独。地点Hループ外側ミズバショウ帯の中の丘から走り出してきた。ツアー中止となり、11:10全てのツアーが遊歩道より退出した。

12:30出発のツアーより条件付きで、ツアー運行再開

【ヒグマ遭遇②】
12:40発のツアーが、14:40にH地点付近でヒグマに遭遇。
ヒグマは単独のメス成獣かやや大きめで、地点Hループ外側のミズバショウ帯の奥の方で、何かを食べていた模様。ヒトに反応して動く様子はなかった。
ツアーを中止となり、15:30にすべてのツアーが遊歩道から退出。


【翌日の予定について】
同日中に、同地点での再遭遇であったため、当日のツアーは全てキャンセルとなり、ヒグマ対策チームが現地調査に入った。結果、H付近の遊歩道奥のミスバショウ帯には新規の食痕が見られるものの、通常の採食行動であるとのことで、管理者協議の上、ツアーは翌日の朝より通常運行を開始予定。



【新規痕跡情報】
・地点D遊歩道上にクマ糞(半日以内)

7/21のヒグマ情報(ツアー中止2回)

【ツアー中止①】
9:20に、9:00出発のツアーが、O地点手前で単独亜成獣クラスのヒグマを目視。
入口近くの橋付近から、進行方向に距離30mほどの遊歩道上にヒグマが現れ、進行方向に進んで行った。

ツアー中止となり、目撃ツアーは引き返し、先行の2ツアーは前進して遊歩道から退出し、うち1ツアーは、高架木道へ退出し、10:30すべてのツアーが退出完了。

11:10開始のツアーより、条件付きで再開。

【ツアー中止②】
15:20発の本日最終ツアーが、17:25に、H地点手前で、ヒグマと遭遇。ヒグマは単独で、あまり大きくなく、コグマのみ目視した可能性もあり。ループ外側のミズバショウ帯と林縁部付近を、遊歩道の横30mほどの距離で、後方に移動していった。

ツアー中止を判断。ヒグマが後方に移動していったため、前進して退避。他のツアーもすべて前進して、遊歩道から退出し、17:55 すべてのツアーが退出完了。

本日2回目のヒグマ遭遇によるツアー中止であるが、
別地点の遭遇であり、ヒグマが何かに執着しているなどの情報もないため、明日朝より通常通りツアー運用を再開する。

【その他のヒグマ情報】
・9:45、11:30頃、高架木道第2展望台付近から、防風版付近にてヒグマの目撃情報あり(1頭連れ親子)。
・16:00頃、高架木道第2展望台付近から、防風版付近にてヒグマの目撃情報あり(1頭連れ親子)。

・D地点付近ループ内においてミズバショウの食痕あり(2株)。
・D地点の木道上に土が乗っており、ヒグマが歩いた跡の可能性

2011/07/18

7/18 ヒグマ情報

・地点L~K中間付近の階段脇(ループ外側)に滑ったようなヒグマの足跡

2011/07/16

7月16日ヒグマ情報

・地点NからM方向へ前掌幅約10㎝および14㎝の足跡、別個体のものと考えられる。
・地点Hに前掌幅11㎝の足跡。
・地点M・N間にミズバショウの食痕。
・地点Kのタモギダケが消失。
・地点P、1湖側にミズバショウの食痕2株。

2011/07/15

7/15のヒグマ情報(ツアー中止)

【ツアー中止概要】
13:10に、M~N地点間で、12:40発のツアーが単独のヒグマを目撃。
ヒグマはループ外側のミズバショウ群落へ見通しが開ける場所で、歩道から10Mほどの距離にてミズバショウを採食中であった。
ツアー中止を判断して、引き返し、13:25にすべてのツアーが遊歩道より退出。
15:10発のツアーより自動再開し、その後のヒグマ遭遇は無し。


【新規痕跡情報】
・地点NM間、順路方向に前掌幅12㎝の足跡。
・地点H上に前掌幅11㎝の足跡。
・地点EF間、ループ外側に掘り返し跡。

2011/07/13

7月13日ヒグマ情報

・K地点付近ループ内側にタモギの食痕
・G地点付近ループ内側にミズバショウの食痕一株。
・D-E地点付近ループ内側にミズバショウ(株数不明)の食痕と掘り返し跡。
・15:45頃、14:00発のツアーがH地点で木が折れるような「バキッ」という音を確認。ヒグマが木に登っていた可能性があるため、本部に無線連絡。本部より各班に注意喚起。
・15:56頃、15:10発のツアーが、M地点付近から五湖対岸にヒグマ(0歳1頭親子連れ,首輪あり)を目視。展望地からヒグマの動きを観察したところ、遠ざかっていったために、ツアー継続を判断。

2011/07/12

7月12日 ヒグマ情報

〇11:20ごろ、9:40出発のツアーが、H地点ループ外に留まっている単独・標識付のヒグマを目撃。ヒグマは頭を下げてその場に留まっており、詳細は不明。ヒグマとの距離はおよそ70mで、双眼鏡で確認した。そのまま後退し、ツアー中止を宣言。各班とも速やかに退出し、11:45ごろ退出完了。ツアー参加者からの目立った不安は聞かれなかった。
〇D地点ループ内側にミズバショウ食痕。新旧1日以内。
〇N地点とM地点の中間に足跡。前掌幅12㎝(参考値)
〇H地点とG地点の中間の朽木が崩れていた。ヒグマによるものかは不明。

7/12 ヒグマ情報

〇11:20ごろ、9:40出発のツアーが、H地点ループ外に留まっている単独・標識付のヒグマを目撃。ヒグマは頭を下げてその場に留まっており、詳細は不明。ヒグマとの距離はおよそ70mで、双眼鏡で確認した。そのまま後退し、ツアー中止を宣言。各班とも速やかに退出し、11:45ごろ退出完了。ツアー参加者からの目立った不安は聞かれなかった。
〇D地点ループ内側にミズバショウ食痕。新旧1日以内。
〇N地点とM地点の中間に足跡。前掌幅12㎝(参考値)
〇H地点とG地点の中間の朽木が崩れていた。ヒグマによるものかは不明。

2011/07/10

2011/07/09

7/9のヒグマ情報(ツアー中止)

1)1回目ヒグマ遭遇:ツアー継続
15:14頃、14:30出発のツアーが、M地点(第5湖展望地)にて、第五湖の対岸に単独のヒグマを目視。
やぶの中を山側方向に移動しているヒグマの背中が見えた。
湖の対岸を山側へ移動していったため、ツアー継続を判断。本部及び各班に無線で情報周知。

2)2回目遭遇:ツアー中止
15:30頃、14:30出発のツアー(1回目の遭遇と同一)が、L-K地点間から、第4湖を泳ぐヒグマを目視。
ヒグマは単独で発信機付のオス成獣サイズ。湖を泳いで渡った後、岸沿いに歩いていた。
回り込んで遊歩道に近づく可能性がある事、以前から確認されている人を気にしない個体である可能性を考え、ツアー中止・引き返しを判断。16:05に全ツアーが遊歩道より退出完了

明日は、最初のツアーより通常通りツアー再開の予定です。

2011/07/08

7/8のヒグマ情報

・ミズバショウの食痕が、F地点ループ外側(2株)、地点GH間ループ内側(1株)
・地点P1湖側のミズバショウの食痕が拡大

2011/07/06

7月5日ヒグマ情報

〇午前中の現地調査の結果、標識付き個体(オス成獣)が五湖の対岸に測位。連日出没していた個体。
〇ツアー再開の30分前に、環境省委託の鳥類調査のために遊歩道に立ち入った調査員が、L地点付近で0歳1頭連れの親子ヒグマを目撃。ヒグマは、ループ内側に逃げて行った。
〇N地点付近の遊歩道上にクマ糞。新旧半日以内。
〇N地点付近に足跡。新旧1日以内。サイズ不明。
〇第五湖展望地の取り付け付近にクマ糞。新旧半日以内。
〇D地点付近のミズバショウ群落は食痕・掘り返し痕等が大規模かつ面的に広がっている。急速に痕跡が拡大し、株数や新旧の判別は不可能。

2011/07/04

7/4 午前の調査結果、およびヒグマ遭遇によるツアー中止(2回)

【午前の調査結果】
N地点を過ぎた辺りの山側ミズバショウ群落に、発信機付きオスとメス成獣を確認。
通常の繁殖行動であり、それ以上の危険性は無いと判断。

【遭遇 13:05】
13:05に12:20発のガイドツアーが、N~M地点中間辺りにてヒグマと遭遇し、
ツアーを中止した。
ヒグマは成獣2頭で、遊歩道からループ内側に25メートルほど離れた場所から第4
湖方向に、遊歩道に平行に走って移動。
 
以降のツアーはキャンセルとなり、15:00発のツアーより利用再開。
【遭遇 15:35】
15:35に15:00発のガイドツアーが、N~M地点中間辺りにて20メートル弱の距
離でヒグマと遭遇。
ヒグマは、標識付きのオスグマと、それより少しだけ小さいメスと思われるヒグ
マの2頭。
遊歩道脇からループ外方向へメスと思われるヒグマが小走りに移動し、その後を
追うように発信機付きのオスグマが追従。
ツアーは中止となり、15:35に全てのパーティが遊歩道から退出した。

ほぼ同地点での本日2回目の遭遇のため、明日午前に調査し、その結果を受けて
管理者による再開判断。
翌日午前のツアーはキャンセルとなる。
 
【新規痕跡情報】
N地点手前にアリの巣を掘り返した跡。 

2011/07/03

7/3 調査、ヒグマ情報(中止2回)

【午前の調査の結果】
遊歩道近くに先日から目撃さている発信器付き個体が確認された。場所はO地点から山側。
また遊歩道内に残された痕跡から、前掌幅11センチ、13センチ、14センチの3個体の利用があると考えられる。

【遭遇 12:55】
12:55にO地点にて、12:30発のガイドツアーがヒグマと遭遇。
ヒグマは、標識付きのオスグマと、それより少しだけ小さいメスと思われるヒグマの2頭。
15~20mほど離れた遊歩道脇の茂みからメスと思われるヒグマの頭部のみが見えており、退避しようと集合したツアー参加者に反応して遊歩道を順 路方向にゆっくりと移動。
その後を追うように標識付きのオスグマが立ち上がり、人間の方を少し確認するように振り返ってから移動。
ツアーは中止となり、13:10に全てのツアーが遊歩道から退出した。
以降のツアーはキャンセルとなり、14:30発のツアーより利用再開。

【遭遇 2 (15:10)】
15:10にM地点分岐付近にて、14:30発(利用再開後の第一班)のガイドツアーがヒグマと遭遇。
ヒグマは、遭遇1と同じく標識付きのオスグマとメスと思われる2頭で、ループ内からループ外へ遊歩道を走って横断し、五湖の四湖側の湖岸沿いに移 動。
メスと思われるヒグマが先に走り出し、その後を標識付きのオスグマが追いかける形で走り去った。
ツアーは中止となり、15:30に全てのツアーが遊歩道から退出した。

ほぼ同地点での本日2回目の遭遇のため、明日午前に調査し、その結果を受けて管理者による再開判断となります。
明日午前のツアーはキャンセルとなります。

2011/07/02

7/2のヒグマ情報(ツアー中止2回)

【新規痕跡】
地点Dにおけるミズバショウの食痕の痕跡が拡大していた。


【遭遇1(12:10)】
12:10に、D地点付近で9:40出発のガイドツアーが、ヒグマ2頭を目撃。
音をだし、反応がないのを確認しD地点まで到達したが、その後、10mほど離れたミズバショウ帯にヒグマがいるのを目撃。E方向に後退して退避。ヒグマ2頭はその場を動かず、時折こちらを見ながら何かを食べていた。ツアー中止となり、13:15に全ツアーが遊歩道から退出。

後続のツアーはいったんキャンセルになり、14:00出発のツアーより再開。


【遭遇2(16:30)】
再開後の最初のツアーが、16:30にD地点にて、2頭のヒグマに遭遇。
D地点が見渡せるところまで来たところで、D地点から海側方向にやや速足で移動する2頭にヒグマを目視。ツアー中止し、全ツアーが17:30に遊歩道より退出。


ガイドツアーにおいて本日2回目の同地点での遭遇となり、ツアー再開は未定。
再開時間は明日午前中にヒグマ対策チームによる調査後、管理者判断で決定されるため、少なくとも、明日の午前中のツアーはキャンセルとなる。


【高架木道からの目撃(17:30~18:30)】
高架木道よりB地点にいる2頭のヒグマを確認。ツアー中止対象のオス・メスと思われる。
2頭はB地点のデッキの上で、じゃれあっており、その場から動かず日没近くで観察終了。

2011/07/01

7/1のツアー中止&ヒグマ情報

【ヒグマ遭遇ツアー中止情報】
・16:30に、D地点手前より、D地点1湖側のミズバショウ帯を、海方向に小走りで移動するヒグマ2頭を目撃。目撃したツアーがE地点方向に退避したところ、海側林内をE~F方向(遊歩道と平行)に移動するヒグマを再度目視。
ツアーを中止し、前進して遊歩道から退避した。後続ツアーは後退して17:15全パーティが遊歩道より退出。

ヒグマ2頭には明確な大小差があり、オスとメスのペアと考えられ、オスには発信機がついていた。

明朝より、ガイドツアーは通常通り再開されます。

【新規痕跡情報】
D地点周辺には、新規痕跡が多数発見されている。
午前中のガイドツアーが、本日朝の足跡、食痕が確認し、、
1時間間隔が空いたツアーにて、新規の足跡を確認、
午後にも、遭遇ツアーの30分前の班から、さらに食痕が拡大していた報告があった。

ガイドツアーの合間を縫って、たびたびD地点付近のミズバショウを採食しに来ていたと考えれる。
ミズバショウの採食に執着している可能性があります。
五湖以外のエリアでもご注意ください。